羽生善治『捨てる力』
羽生善治の語る、雑多な名言
ジタバタしてもあとの人たちがどう見るのか影響を与えることはできませんから
半分は名言集で、もう半分はエッセイ調の本です。
正直に言って買ってよかったという類の本ではないのですが、羽生善治の言葉を引用するには実に適していると思います。
昨今はコンピュータ対人間などで将棋界も盛り上がっていますが、棋士の方々はあまり未来を語る様子がないですね。書籍でも取り上げられていない。その分、地に足の着いた、何にでも応用できそうな心構えみたいなものは充実しているわけですが。
将棋に限らず何事でも発見が続くことが楽しさ、おもしろさ、幸せを継続させてくれる
国民的アイドル
2014年4月現在、現役の棋士は163人いるそうですが「中学生でプロになった」や「羽生世代」などエピソードには事欠かないしもはや国民的アイドルと言っても差し障りないんじゃないですかね。しかも完全に実力主義の神セブン(7大タイトル)を決めるわけです。研究生から昇格する点も一致してます。
名人戦を横浜アリーナ2daysとかでやってたら観に行きますよ。
タイトル保持者やA級棋士ばかり取り上げられていたりするんで、そうじゃない棋士の言葉ももっと聞きたくなります。